JOBAにお寄せいただいた声
張江 幸男
海外・帰国子女教育専門機関JOBA顧問
国際教育アドバイザー
前全日本空輸(株)海外子女教育相談室長
元三菱商事(株)相談室長
元ニューヨーク日本人学校校長
元台北日本人学校教頭
JOBAとのお付き合いは15年になる。三菱商事の相談室に勤務した頃、子どもが筑波大付属に合格したが、東京近辺に親族がいないNYの社員から、責任を持って預かってくれる施設を求められたのが端緒となっている。帰国子女をサポートしてくれる教育機関は、根強い親のニーズから、幾つもできたが、それ以上に消えていったものが多い。そのなかで、困難を乗り越えてJOBAは存続し、時代に即応して活動内容を充実させ発展させてきた。
私の脳裏には、大登山をするときのベースキャンプの役割が、国際教育におけるJOBAの存在としてクローズアップされてくる。
利用者側からJOBAをみていくと、いくつかの大きな役割を担っていることがわかる。
学びのガイド
子どもの学びの場所は、どこであっても、自分の今の学び方はこれでいいのか。広い視野で現在の学力を診断し、次に進む道に向けての的確なアドバイスがほしい。情報の少ない国外にあっては、親子ともにこの不安は拭いきれない。JOBAは世界各都市でスクールを開き、通学者に指導し、診断し、助言を与えてくれる。滞在地のいずれにあっても、長期の休暇時の講習会や、通信教育で、多様な学習に参加できる。帰国後の講習会では希望進路に合わせた教育をし、詳しいデータに基づいた助言をしていただける。通学中の学校での学び方、家庭での学び方。まさに学びのガイドである。
親心を理解した、共感しあうアドバイス
一万人の親子がおれば、一万の教育問題が存在する。JOBAは子どもに対する親の願いを共感し、連携しあって子どもに対する理解も、学習方法も支援する。海外子女教育の長い歴史の中から得た多数・詳細な情報をもとにして、進路への共同思考を醸成していく。情もあるが、客観的な情報の分析はシャープに行い、親は納得して受験に赴く子どもへの激励をすることができる。さらに親心そのものがJOBAガーディアンシップセンターである。国内で唯一の帰国生のための学生寮はダイアモンドの価値がある。
確実な登山計画があってこそ登頂を
登山もあれば下山もある。二つがスムーズにできてこそ登山は成功となる。海外に行く子どもたちも、現地での教育情報が事前に把握しておれば、効果的で充実した海外生活がおくられる。JOBAには世界の教育情報が網羅されている。さらに、国内の学校情報は詳細を極めている。子どもや、親だけでなく、海外の先生方にとっても、JOBAの情報は貴重である。おそらく求めるならば、快く情報の提供は受けられるにちがいない。
おわりに
子どもの教育にとって、海外へ行くことも、逆に帰国することも、大きな登山に例えられる人生の大事業である。登山にとってベースキャンプは、目的を達成するためになくてはならないものである。だから、ベースキャンプの働きをしているJOBAに感謝し、JOBAの一層の活動充実を願わずにはいられない。



